フォールディングナイフ(折畳式料理ナイフ)のオプションで販売しているケースにはヌメ革を採用しています。
ヌメ革は、経年変化を楽しめる魅力的な素材です。
使い込むうちに飴色に代わり、徐々に革が伸びて、ナイフにフィットしてきます。
下の写真、左が使用前、右が1年間使ったケースになります。
最初から右のように使い込んだ感じを出せたら、愛着が湧きますよね。
そこで今回は、革を水に濡らすと柔らかくなる特性を生かして、
革ケースに長年使い込んだかのようなフィット感をもたらすテクニックをご紹介します。
必要なものは以下の通り。
ナイフ・ナイフケースの他は、ラップと水を入れる容器のみです。
まず、ケースに収めるナイフをラップでグルグル巻きに。
次に革ケースを水に浸けます。
ムラにならないよう、内部までしっかり水を浸透させます。
革ケース全体に水が浸透したら引き上げて、
ラップにくるんだナイフを挿入します。
お好みで、ナイフの形状に合わせて指で押さえて型をつけていきます。
水にぬれた状態だと革が伸びるので、簡単に型をつけることができます。
型を付けたら、ナイフを入れた状態で陰干しします。
乾燥したら終了です。
すごくおさまりがよくなります。
ちょっとしたひと手間を加えることで、
より使い込んだ味わいを出すことができ、
ケースにナイフを納めた時のフィット感がすごく気持ちがいいんです。
これが経年変化を楽しめる、自然素材の魅力なのかなと思います。
手軽にできるカスタマイズ。
皆様も是非、試してみてください。
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